2025年3月25日
エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「当社」)は、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」に、求人を出している企業の「生成AI活用状況」を可視化する検索機能を追加したことを発表します。これにより、企業は自社の生成AI実装度やそのレベルに応じた人材採用強化に繋がるとともに、利用ユーザーは各社の生成AI活用情報に基づいてより自身にマッチした求人の検索を行うことができるようになります。
今般の生成AI技術の発展、および各社から提供されるツールやライブラリ等の充実により、IT/Webエンジニア個人や開発現場における生成AI活用は一般化しつつあります。当社のユーザー向け調査では、既に91.8%のIT/Webエンジニアが業務で生成AIを活用しており、さらに「直近1年間で知って興味を持った企業」として、先進的なAI活用や技術開示を進める企業が注目度を高めていることが明らかになりました(※1)。また、企業向け調査では、70.2%の企業がAI活用の発展により自社のエンジニア採用の基準や求める要件が「既に変わっている」または「変わると思う」と回答(※2)し、AIにより採用要件が変化しつつあることが示唆されました。
これらの結果から、IT/Webエンジニアにとって就業する組織の「AIを使う環境」が整備されているかどうかは今後の転職や自身のキャリアを考える上で重要性が増しているといえます。また企業にとっても、生成AIの活用状況を開示することで採用強化に繋げることができると考えられます。実際、当社の「Findy」利用ユーザーからも「企業のAI活用の状況が知りたい」「転職先の検討時に企業のAI活用状況を知りたい」といった声が寄せられていたことから、「企業のAI活用状況」を確認・検索できる機能を実装いたしました。
(※1)「エンジニアの転職・キャリアに関する調査アンケート」調査実施機関:ファインディ株式会社、調査期間:2025年1月28日〜2月7日、有効回答数:596名
(※2)「企業のAI活用に関するアンケート調査」調査実施機関:ファインディ株式会社、調査期間:2025年2月18日〜3月10日、有効回答社数:188社
今回リリースした機能の特長は以下の2つです。
「Findy」を利用中の企業は、当社に掲載する求人票の中に「自社の生成AI活用状況」の情報を登録することができます。「導入しているツール」「生成AI活用目的」などを登録し求人票に反映することができます。また4月以降も継続的な機能開発を予定しており、より詳細な情報を求職者に訴求できるよう随時アップデート予定です。
「Findy」を利用するユーザーは、企業の生成AI活用状況の登録の有無によって、求人票の絞り込みを行うことが可能になります。なお、本リリース時点では情報登録の有無での絞り込みのみが可能ですが、今後は「生成AI活用目的」や「利用しているツール」などより詳細な項目ごとに絞り込みを可能にすることも検討しております。
本プレスリリースに掲載している調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「ファインディ株式会社調べ」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。
リンク先:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000045379.html
独自のアルゴリズムを用いてエンジニアのスキルを可視化し、ハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービスです。登録エンジニアは12万人を突破、登録企業数は約1,100社、スタートアップ企業を中心にDXを推進したい大手企業まで幅広い企業に導入していただいております。
サービスサイト:https://findy-code.io/
2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたスタートアップです。エンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームを作るために、世界中のエンジニアが使用するソースコードやイシューを管理する開発プラットフォームである「GitHub」「GitLab」「Jira」等のデータを解析し、エンジニアスキルや生産性の可視化を実現してまいりました。その技術をもとに、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」、ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、エンジニア組織の開発生産性可視化・向上SaaS「Findy Team+(チームプラス)」、及び開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」を展開。さらに、幅広いエンジニアを対象にした自社イベントを2017年から2025年2月時点までで累計440回以上開催し、3万人以上のエンジニアの方にイベントサイトへ登録いただいています。これらにより、国内外のエンジニア人材不足やDX内製化、人的資本経営の課題を多角的に解決しています。ITエンジニアと企業のマッチングサービスの累計会員登録数は約20万人、登録企業数は3,000社まで成長し、「Findy Team+」は、国内外のスタートアップ企業から大企業まで約850社(トライアル含む)にお使いいただいております。(※)
(※)Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Toolsの4サービス累計での登録企業数及び会員登録数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。