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2024年7月10日

デジタル人材育成に向けて、KDDIアジャイル開発センターとファインディが協業開始 開発組織の内製化における組織と個人の成長を可視化

累計利用者登録数20万人、登録社数2,300社(※1)が利用するITエンジニアと企業のマッチングサービス、及びエンジニア組織支援SaaSを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「当社」)は、エンジニア組織の内製化を支援するKDDIアジャイル開発センター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 / CEO:木暮 圭一、以下「KAG」)と2024年7月16日(火)より協業を開始することを発表します。システム開発の内製化支援の過程において当社が提供するエンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を活用し、組織のパフォーマンスを可視化することで開発生産性を向上するだけでなく、エンジニア個人の成長の可視化による人材育成にも活用してまいります。

 

◆内製化支援に向けた協業の背景
 開発生産性とIT人材の成長を可視化

DXの加速によりシステム開発の内製化を進める企業が増加しています。KAGにおいても内製化の需要の高まりにあわせ、2022年の創業時から大手企業を中心にDX推進企業の開発組織内製化の支援、そしてアジャイル開発の組織導入における様々な課題の解決を支援してきました。支援の過程で、組織のパフォーマンスや個人の成長を可視化することは開発生産性を向上するだけでなくIT人材の育成においても重要であり、定性・定量の2つの面からバランス良く可視化しトラックしていくことが重要であると経験則から捉えていました。

そこで2023年11月にはKAG内の2つのプロジェクトにおいてエンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を導入し、開発チームのパフォーマンスと個人の成長の可視化に取り組んできました。開発組織のパフォーマンス可視化・向上、そしてエンジニアの人材育成・成長の可視化を顧客企業でも実現していくために、2024年7月16日(火)よりKAGとファインディは協業を開始し、KAGが内製化を支援する顧客企業へ「Findy Team+」を特別価格で提供していきます。

「Findy Team+」は、2021年10月の正式リリース以降、約350社(トライアル含む)の企業の開発生産性・開発者体験向上をサポートしてまいりました。ファインディでは今後も「Findy Team+」との協業企業を拡充し、開発生産性・開発者体験の向上をサポートしてまいります。

 

◆スクラムチームのパフォーマンスを可視化することで目指すもの

KAGでは、はじめて内製化に取り組む組織や、内製化の経験値にご不安があるお客様に対して「Findy Team+」を導入し、スクラムチームのパフォーマンスを可視化することで下記のような価値貢献や、内製化支援の提供を目指しています。

・スクラムチームにとってアウトカムに貢献できる“良い状態”の具体化
・Findy Team+で得たデータをスクラムチーム運営へ反映した、より成功再現性の高い内製化支援
・不確実性を下げるエンジニアリングの支援
・チームの状態にあわせた適切な指標の設定支援
・アジャイルマインドの醸成
・開発の適切な効率化とアウトカムの最大化
・開発者体験の向上
・より安定したエンジニア育成

 

◆KDDIアジャイル開発センター株式会社 コメント

KDDIアジャイル開発センター株式会社
VPoE 岡澤 克暢氏

これまで大手企業ではシステム開発を受託開発企業へ依頼するケースが多く見受けられましたが、企業DXが加速しシステム開発の内製化需要が高まったことで、KAGでは多くの企業の開発組織の内製化支援やアジャイル開発の組織導入を支援してまいりました。それまで専任のエンジニアがいなかった組織のなかで開発組織の内製化を進めるにあたり、組織のパフォーマンスや個人の成長を可視化することは開発生産性を向上するだけでなくIT人材の育成においても重要であると実感しました。特に国内企業においてご支援したお客様を振り返ると内製化に取り組み始めたばかりの段階では、プロダクト開発の経験はあるがソフトウェアエンジニアリングの経験が少ないマネージャーが組織を牽引することもあるため、エンジニア経験の有無に関わらず、同じ指標から組織の成長を見ることができるかどうかが重要な観点となります。そこで2023年11月にKAG社内で導入した「Findy Team+」を開発組織の内製化を目指す顧客企業にも活用し、組織パフォーマンスの向上や人材育成の推進に向けて開発生産性の向上・改善をサポートしていきます。

 

◆ エンジニア組織の健康診断/「Findy Team+」2週間無料トライアルのご案内

〜開発内容の健全性の診断と、改善に向けた実現性を確認いただけます!〜

①開発生産性の可視化

  • チームは健全と言える状態か。開発プロセスに改善すべき点はないか
  • 国内/海外(オフショア拠点)や事業部別の開発組織のパフォーマンスに乖離が起きていないか
  • 新しいツールの効果測定をしたい(GitHub Copilot、コード管理、イシュー管理、CI/CD、ドキュメント管理、工数管理 etc..)

②開発生産性の向上

  • SPACEフレームワークやFour Keysなどに基づくエンジニア生産性改善指標を導入したけど改善方法がいまいちわからない(※2)
  • 開発の工数見積もり・振り返りの改善にトライしたい

③組織課題の解消

  • ウォーターフォールからアジャイルへのシフトにトライしたい
  • エンジニアとビジネス間、PdMとEM間、現場と経営層間の認識ギャップ改善にトライしたい

「Findy Team+」2週間無料トライアルでできること

  • 過去1年分のデータから自社の開発プロセスの分析が可能
  • チーム・個人のボトルネックの把握が可能
  • 専任担当と1時間程度のお打ち合わせ(傾向分析と開発フローの目線合わせ、運用改善に向けた課題の洗い出し)

サービスデモによる機能紹介やトライアルをご検討の場合は、以下よりお問い合わせください。https://x.gd/lnlxT

「Findy Team+」について

エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するSaaSサービスです。GitHub、GitLab、Bitbucket、Backlog、Jiraなどを解析し「Four Keys」や「サイクルタイム」を含む開発のアクティビティ・効率・クオリティなどを可視化することで、開発生産性・開発者体験向上をサポートしています。2021年10月に正式リリース以降、約350社(トライアル含む)の企業にお使いいただいております。

サービスサイト:https://findy-team.io/

オウンドメディア(活用事例やセミナー情報を掲載):https://blog.findy-team.io/

Findy Team+の無料デモやサービス資料はこちら:https://findy-team.io/contact_teams

 

◆KDDIアジャイル開発センター株式会社について

会社名:KDDIアジャイル開発センター株式会社

所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号

代表者:代表取締役社長 木暮 圭一

コーポレートサイト: https://kddi-agile.com/

 

◆ファインディ株式会社について

会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.

所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階

代表者: 代表取締役 山田 裕一朗

コーポレートサイト : https://findy.co.jp/

 

※1 Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Globalの4サービスの累計での登録企業数及び会員登録数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。

※2 SPACEフレームワークは、2021年に「LeanとDevOpsの科学」の著者、Nicole Forsgren氏がGithub、ビクトリア大学、Microsoft Researchなどのチームと共に開発した、開発チームの生産性を測定するためのツールです。Four Keysは、開発チームのパフォーマンスを計測する4つの指標です。4つの値を計測し、継続して改善を繰り返すことで、ソフトウェアデリバリーのスピードと安定性を向上させることができます。 それにより、生産性の向上を目指すことがFour Keysの目的です。

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