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2024年5月8日

豊富な高度人材を有するインドで、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」がグローバル展開を本格化!導入企業は初年度50社、3年後300社を目指す

累計会員登録数19万人、登録企業数1,900社(※1)が利用するIT/Webエンジニアの転職サービス及び、エンジニア組織支援SaaSを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田裕一朗、以下「当社」)は、2024年5月よりエンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」が、経済発展が著しく豊富な高度人材を有するインドを皮切りにグローバル展開を本格化することを発表します。現地企業とも提携し、導入目標は初年度50社、3年後300社を目指してまいります。

(写真:ファインディ主催のテックミートアップにて/中央が当社執行役員CFO 河島)

 

◆インドをビジネスのグローバルハブとして選んだ背景と概要

インドの経済成長率は、2022年から2023年で7.2%となっており、主要経済国のなかでも高い水準での成長トレンドを迎えており、日本企業にとってインド市場は、その豊富な人材と急速な経済成長により、莫大なビジネスチャンスを秘めています。(※2)

また、インドではIT教育が進んでおり、インドのエンジニアは、大学でコンピュータサイエンスを専攻して若い時からアルゴリズムなどの基礎をしっかり学んでいると言われています。2022年4月よりサービスを開始した当社のグローバルエンジニア採用プラットフォーム「Findy Global」においても、登録エンジニア約4万人のうち約40パーセントがインド国籍のエンジニアとなります。(※3)

しかし同時に、この魅力的な市場に足を踏み入れることは、インド市場理解にかかる時間・労力、インド人材のパフォーマンスと相性、人材育成スキーム構築、また、税務・労務・各種コンプライアンス対応にかかるコスト・リスクなどの観点から、多くの負担をともないます。

当社は、これまで日本でIT/Webエンジニアの転職サービス事業及び、エンジニア組織支援SaaS事業を展開してまいりました。現在では、IT/Webエンジニアの転職サービスの累計会員登録数は19万人、登録企業数は1,900社まで成長し、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」は、国内外のスタートアップ企業から大企業まで約300社(トライアル含む)にお使いいただいております。

また、東南アジアでの「Findy Team+」先行事例では、ベトナムでの開発拠点での実績があり、高い成果をあげていたことから、グローバル展開における可能性を探ってきました。そこで、経済成長の著しいインド市場に参入し、国内外の企業に対する高品質なサービスの提供を通じて、インドをハブにグローバル規模での事業拡大を目指してまいります。


国内企業のインドオフショア拠点の新設および開発支援においては、EOR事業を行うINDIGILAB PRIVATE LIMITED社(インド・バンガロール、Managing Director:田中啓介)が国内企業の代わりにインド人材を代替雇用・拠点運営を代行し、インド現地の税務・労務周りを含む各種コンプライアンス対応を支援します。同時に、当社が現地のエンジニア採用と人材育成スキーム構築のための開発組織支援サービスを提供します。(※4)

 

(画像:2023年12月時点の「Findy Global」登録属性)
(画像:2022年5月時点の「Findy Global」国別のSkill Score割合)

 

◆インド進出支援事業の目標値

この度のグローバル展開では、インドをハブにグローバル展開をしたい日本企業のインドオフショア拠点開発と開発組織作りをサポートしながら、以下の目標を掲げています。

・「Findy Team+」オフショア拠点導入目標:初年度50社、3年後300社

・日本企業のオフショア拠点支援目標:初年度10社、3年後30社

・インドでのCTOツアー実施目標数:年内約15社程度を計画(一回5社×3回)

 

◆当社 執行役員CFO 河島傑(かわしま すぐる)コメント

(写真:当社執行役員CFO 河島傑)

昨年12月にインドのシリコンバレーとして知られるバンガロールに赴任しました。バンガロールは優秀なエンジニアが集まる世界的な開発拠点として認知されていますが、インド発のスタートアップも勢いを増しており、多くの企業が世界に飛躍しています。今後の日本の成長には、「日本のソフトウェア企業がグローバル市場に挑むこと」と「開発組織の内製化とグローバル化」が重要なキーワードだと考えます。

日本企業がグローバル市場に挑むために、グローバル化を見据えた組織変革をリードするエンジニアの採用から組織作りまで支援したいと考えています。自らが成長市場であるインドに身を置くことで、日本企業のデジタル化とグローバル化に貢献するとともに、私たち自身のグローバル化を推進していきます。

 

◆インドでのCTOツアー詳細

オフショアを検討中企業のCTOやCEOを対象に、インド(バンガロール)現地をご案内する「インドCTOツアー」を開催予定です。ツアーでは、オフショア拠点としてのバンガロールの魅力(環境・人・技術)や、なぜ今インドに進出すると良いのかをお伝えすべく、以下のようなコンテンツを予定しています。

  • 現地企業CTOとの交流(インド企業の開発組織についてご案内)
  • ベトナムやフィリピンに次ぐオフショア拠点としてのバンガロールの魅力(環境・人・技術)
  • シェアオフィス見学
  • 某大手日系企業のオフィス見学

 

◆「Findy Team+」が解決する課題

①開発生産性の可視化

・チームは健全と言える状態か。開発プロセスに改善すべき点はないか

・国内/海外(オフショア拠点)や事業部別の開発組織のパフォーマンスに乖離が起きていないか

・新しいツールの効果測定をしたい(GitHub Copilot、コード管理、イシュー管理、CI/CD、ドキュメント管理、工数管理 etc..)

 

②開発生産性の向上

・SPACEフレームワークやFour Keysなどに基づくエンジニア生産性改善指標を導入したけど、改善方法がいまいちわからない(※5)

・開発の工数見積もり・振り返りの改善にトライしたい

 

③組織課題の解消

・ウォーターフォールからアジャイルへのシフトにトライしたい

・エンジニアとビジネス間、PdMとEM間、現場と経営層間の認識ギャップ改善にトライしたい

 

◆ エンジニア組織の健康診断/「Findy Team+」2週間無料トライアルのご案内

〜開発内容の健全性の診断と、改善に向けた実現性を確認いただけます!〜

 

  1. 過去1年分のデータから自社の開発プロセスの分析が可能
  2. チーム・個人のボトルネックの把握が可能
  3. 専任担当と1時間程度のお打ち合わせ(傾向分析と開発フローの目線合わせ、運用改善に向けた課題の洗い出し)

サービスデモによる機能紹介やトライアルをご検討の場合は、以下よりお問い合わせください。

 

◆「Findy Team+」について

エンジニア組織のパフォーマンス向上を支援するSaaSサービスです。GitHub、GitLab、Bitbucket、Jiraなどを解析し「Four Keys」や「サイクルタイム」を含む開発のアクティビティ・効率・クオリティなどを可視化することで、開発生産性・開発者体験向上をサポートしています。2021年10月に正式リリース以降、約300社(トライアル含む)の企業にお使いいただいております。サービスサイト:https://findy-team.io/

 

◆INDIGILAB PRIVATE LIMITED社について

  • 会社名:INDIGILAB PRIVATE LIMITED
  • 所在地:WeWork, 43 Residency Road, Bengaluru, Karnataka, 560025
  • 代表者:Managing Director 田中 啓介
  • コーポレートサイト:https://indigital.co.jp/

 

◆ファインディ株式会社について

  • 会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
  • 所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
  • 代表者:代表取締役 山田 裕一朗
  • コーポレートサイト : https://findy.co.jp/

 

※1 Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Globalの4サービスの累計での企業数及び会員登録数。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしている。
※2 出典:世界銀行 2023年10月3日発表「インド経済報告(IDU)」https://www.worldbank.org/en/news/press-release/2023/10/03/india-s-growth-to-remain-resilient-despite-global-challenges
※3 2023年12月時点のFindy Global登録属性
※4 「EOR」とは、Employer Of Record(記録上の雇用主)の略称で、インド国内の給与計算や労務管理を中心としたバックオフィス業務を専門機能として持つ弊社インド現地法人(EOR)が、日本企業の代わりに法的な雇用主となり、インド国内拠点の設立・運営を代行します。日本企業が採用したインド人材を、インド現地法人を設立することなく低コスト・低リスクで管理・運用でき、リモートかつスムーズにオフショア拠点の新設をサポートする仕組みです。
※5 SPACEフレームワークは、2021年に「LeanとDevOpsの科学」の著者、Nicole Forsgren氏がGithub、ビクトリア大学、Microsoft Researchなどのチームと共に開発した、開発チームの生産性を測定するためのツールです。Four Keysは、開発チームのパフォーマンスを計測する4つの指標です。4つの値を計測し、継続して改善を繰り返すことで、ソフトウェアデリバリーのスピードと安定性を向上させることができます。 それにより、生産性の向上を目指すことがFour Keysの目的です。
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