MIXI、カカクコムなど大手、メガベンチャーの技術責任者やエンジニアによるレビューで開発ツールの導入、検討に関わる意思決定をサポート
累計利用者登録数18万人、登録社数1,900社(※1)が利用するITエンジニアと企業のマッチングサービス及び、エンジニア組織支援SaaSを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田裕一朗、以下「当社」)は、開発ツールに特化したレビューサイト「Findy Tools」β版(https://findy-tools.io/)を本日2024年1月23日に公開したことを発表します。本日時点では、実際の導入成果や、稟議の参考になるレビューを含む約60件のコンテンツを掲載しており、2024年度中には国内外の開発ツールを対象とした500件以上のコンテンツを掲載予定です。
Findy Tools β版はこちら:https://findy-tools.io/
◆「Findy Tools」概要
「Findy Tools」は、開発ツールに特化したレビューサイトです。第三者の視点で実際にツールの選定を行った企業の生の声を集めることで、ツール選定に関する不安を解消し、導入検討に必要な情報を提供します。
「Findy Tools」を開発ツールの導入検討をしているユーザーが利用すると、実際にツール選定を行った大手企業やメガベンチャー企業の技術責任者やエンジニアによるレビューを集めることができ、導入検討がスムーズになります。また、開発ツールを掲載するベンダーには、実際の利用企業の声を活かしたコミュニティマーケティングによる新規顧客の獲得や、認知向上をご期待いただけます。
◆「Findy Tools」β版開発の背景
2022年から2031年にかけて、世界のDevOps市場は87.4億米ドルから489億米ドルへと急成長する見込みで、その期間中の年平均成長率(CAGR)は21.1%に達すると予測されております(※2)。市場が急成長し、高品質のソフトウェア開発ツールが次々と生まれる一方では、導入する際に調査や検討に時間がかかるという課題があります。
当社では、2023年1月から2023年12月までの1年間で開発ツールに関するイベントを22件開催し、4,000人以上の方にご参加いただきました。イベントにご参加いただいた方々から「導入検討の際、課題解決のために比較した開発ツールや決め手、実際に使っていて困ったことなどが分かると導入検討者の負担が減ると思う。」というお声を多数いただいたため「Findy Tools」の開発に至りました。
◆「Findy Tools」β版が解決する課題と期待される効果
<開発ツールの導入検討をしているユーザー>
- これまで、開発ツールに特化したレビューサイトがなかったため、情報を収集するのに時間がかかっていた。「Findy Tools」を利用することで、自社と同じ状況にいる企業の事例を詳細に知ることができ、導入検討にかかる時間を削減できる。
- サービス導入の意思決定において、導入後に発生する点や課題点などを事前に知ることは情報が公開されていないことも多く難しかった。「Findy Tools」を利用すると、企業名や役職名が分かるレビューから、ツール導入のメリットだけではなく、課題点も先んじて確認することができる。
<開発ツールを提供するベンダー>
- 実際の利用企業のレビューを掲載するのは、自社コンテンツが主流だったため、第三者視点でレビューを掲載することが難しかった。「Findy Tools」を利用することで、実際の利用企業の声を活かしたコミュニティマーケティングによる新規顧客の獲得や認知向上が期待できる。
◆「Findy Tools」β版 ご利用のイメージ
以下の項目に沿った詳細なレビューを掲載しています。
<レビュー項目>
- 利用企業のプロフィール – 利用プラン
- 導入の背景・解決したかった問題
- 導入背景
- 比較したツール・軸
- 決め手
- 導入の成果
- 導入時の苦労・悩み
- 導入に向けた社内への説明
- 活用方法
- よく使う機能
- アーキテクチャ
- アーキテクチャの意図・工夫
- ツールの良い点、課題点
- ツールを検討されている方へ
開発生産性やテストなどのカテゴリーからツールを見ることができます。日本語サポートや無料トライアルの有無をまとめて見ることが可能です。
利用企業のレビュー。自社の規模、状況に合わせた課題やなぜそのツールを選定したのかについて詳細に記載されています。
◆レビューにご協力いただいたユーザー
- 株式会社カカクコム 伊藤由貴氏
- テスト自動化ツールmablのレビューを寄稿させていただきました。
- ツールを選定するには単純な機能の比較だけではなく、自組織に合うものか、自分たちの仕事がより良くなるものかを充分考える必要があります。
- Findy Toolsでは実際に利用している組織の規模や用途、導入時の検討事項や使っていての感想など生の声を得られ、参考になります。テストツール以外を選定する際にも、いち利用者として活用したいです。
- 株式会社MIXI 清水勲氏
- この度、New Relicのレビューを書かせていただきました。MIXIでは2014年からNew Relicを使わせていただいており、New Relicのコミュニティ運営にも携わっております。Findy Toolsのような実際の利用企業の声として自社の状況や課題にあったツールの選定、活用方法がまとまっていることで、ツールの導入や活用に関わる悩みに対してヒントを得ることができると思っています。
◆開発ツール掲載企業
- mabl株式会社 クォリティアドボケイト/プロダクトマーケティングマネージャー 小田祥平氏
- 当社では、テスト自動化プラットフォームのmablを提供しております。テスト自動化というカテゴリーにおいて、SaaSやOSSなど数多くのサービスがある中で、適切なサービスを見つけられない、自社にあったサービスの選定が難しい、という悩みも多くいただきます。一元的なプラットフォーム上で実際に利用している企業様の声をもとに適切なサービスの把握だけでなく、意思決定の後押しにもなるFindy Toolsはユーザーやサービス提供者にとても有益です。今後のサービス拡大に期待しています。
◆「Findy Tools」に関わっていただいているアドバイザー
- 株式会社ヘンリー VPoE 松木雅幸氏
- 情報化が進む急激な進化と多様化の時代において、適切なツールやサービスの選択や認知は一層困難になっています。ChatGPTなどのAIツールによる提案は有用ですが、事業にとって重要な技術選定には、透明性が高く納得感のあるプロセスが必要です。さらに、導入後の運用面の考慮も重要です。
- 技術選定の判断材料として、具体的な生の声はやはり有益です。私は、Findy Toolsが開発者の質の高いレビューを集めて公開する情報プラットフォームとなることを期待しています。利用者が最適なツールの探索から導入の意思決定まで迅速に行えるようになることで、開発プロセスの質と速度の向上に寄与するサービスになることを願っています。
- さくらインターネット株式会社 長野雅広氏
- 開発ツールの選択はその後のチームや開発組織のあり方に大きく影響します。長期間の運用や大規模な導入を行った後でしかわからないことも多くあり、意思決定においては大きな負荷がかかることも多々あります。実際に導入を決めた企業がどのようなステップを踏んだのかという情報はあまり世の中にでない情報ですので参考になる開発者の方も多いかと思います。
- 合同会社Have Fun Tech 代表社員 曽根壮大氏
- これまで複数社の技術顧問、コーチ、アドバイザーとして関わってきた経験から言えることは、Findy Toolsは技術選定という重要な意思決定を支援する上で非常に有益なアプローチを提供しています。私自身も、他社の事例に関する質問を中心に、開発者向けサービスの導入に関する相談を多く受けます。
- Findy Toolsを利用することで、同様の状況にある企業がどのようなアプローチを取り、どのような結果に至ったのかを具体的に知ることができます。この点は非常に価値が高いといえるため、今後のサービスの発展に大いに期待しています。
*掲載の順序は不同です。
◆「Findy Tools」β版リリースを記念し、期間限定で開発ツールの無料掲載を実施中!
本公開を記念し、現在無償で開発ツールの掲載を行っております。掲載をご希望のベンダー企業様は、フォームよりお問い合わせください。https://forms.gle/KZvEYr41tAuYgdLV8
*本企画は、予告なく変更または終了する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆ファインディ株式会社について
- 会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.
- 所在地: 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山 5階
- 代表者: 代表取締役 山田 裕一朗
- コーポレートサイト : https://findy.co.jp/
(※1)Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Globalの4サービスの累計での社数及び登録者数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。
(※2)参考:Panorama Data Insights/https://www.panoramadatainsights.jp/industry-report/devops-market